ワクチン追加接種、サイトで治験参加者募集 バズリーチ

臨床試験(治験)の支援サービスを手掛けるバズリーチ(東京・品川)は新型コロナウイルス向けワクチンの追加接種(ブースター接種)などの治験参加者の募集を開始したと発表した。登録者は、第一三共や塩野義製薬が進める国産ワクチン開発の治験に参加することができる。
新型コロナのワクチン治験支援サービスは2021年7月に始めていたが、このたび追加接種向けの募集を始めた。日本国籍を持つ成人が対象になる。米ファイザーや米モデルナなどの既存ワクチンを接種した人を募集する。従来通り、未接種の人の募集も引き続き進める。
ウェブ上で登録し、健康や接種状況を確認後、少なくとも数週間以内に接種ができるという。登録サイトには検査項目や負担軽減費(協力費)、治験実施機関、通院回数などの詳細情報を記載する。
バズリーチは治験支援などを手掛けるスタートアップで17年に設立された。塩野義とは新型コロナ向け飲み薬の治験支援でも提携している。

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