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東芝、柳瀬悟郎副社長が辞任 交際費の不適切処理で

東芝は14日、柳瀬悟郎副社長兼最高執行責任者(COO)が執行役と代表執行役を辞任したと発表した。交際費を不適切に処理する違反があったと説明している。

同日、柳瀬氏から申し出があったという。東芝は柳瀬氏を取締役としては留任させるが、6月開催予定の定時株主総会では候補者として指名しない。

東芝の発表によると、柳瀬氏は東芝子会社の東芝エネルギーシステムズ取締役だった2019年ごろ、会食相手を正確に申請せずに交際費の処理をしていたという。柳瀬氏は不適切な処理を否定しているという。複数の通報があったため、監査委員会が調査していた。回数や金額について東芝は「調査協力者保護の観点からも明らかにできない」としている。

不適切な処理は柳瀬氏が東芝の取締役・執行役に就任する以前のことだったが、東芝は「経営に携わり続けることは望ましくないとの結論に至った」としている。柳瀬氏は東芝の再編を巡り、島田太郎社長兼最高経営責任者(CEO)とともに東芝社内の取締役として調整役を担っていた。

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