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野村HDや東芝、金融取引で量子暗号通信の実験に成功

野村ホールディングス(HD)や東芝は14日、次世代の暗号技術「量子暗号通信」を金融取引で使う検証実験に成功したと発表した。投資家と証券会社の取引を想定し、株式注文などの模擬データを暗号化して送ったところ、既存システムと同等の通信速度などを確認できたという。サイバー攻撃の脅威が高まるなか、実用化に向けて検証を続ける。

量子暗号通信は盗聴などが理論上不可能とされる。検証実験は野村証券やNECと共同で2020年12月から始め、株式注文や応答の模擬データを量子暗号通信を使って伝送した。通常の取引時に加えて、注文が集中する場合も想定し、取引件数を通常時の80倍にしても通信できたという。

量子暗号通信は今後、金融や安全保障、医療など高い機密性が求められる分野で普及が進むとみられている。金融分野では通信が遅れたり、不安定になったりした場合、顧客の損失につながる。

東芝などは今後も、1週間程度システムを稼働させ続けたり、障害時に通信方式を切り替えたりする試験を実施する。効果を検証し、金融分野での量子暗号通信の本格導入を目指す。

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