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コロナとインフルのワクチン同時接種「不安」6割

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調査会社のマクロミルが実施した調査によると、新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチン同時接種が「不安だ」とする回答が6割に上ったことがわかった。一部の自治体で同時接種を導入する例もあるなか、接種後の副作用などに不安を感じる人が多かった。

同社に登録している全国の20~74歳の一般男女1000人を対象にインターネットで調査した。実施期間は2022年10月31日~11月1日。

ワクチンの同時接種に対して不安はあるか聞いたところ、「とても不安だ」と「やや不安だ」との回答が合計で61.3%を占めた。「まったく不安ではない」との回答は9.8%にとどまった。年代別にみると、「とても不安だ」とした回答は40代が27.1%と他の世代に比べて多く、20代(16.9%)が最も少なかった。

同時接種が不安だとした人に具体的な不安(複数回答可)を聞くと、「副反応」が86.9%と最多だった。次いで「実効性(効果、効力)」(34.7%)、「リスクを自分で判断すること」(31.5%)が続いた。

今後、22年内に接種を予定・検討しているワクチン(複数回答可)を尋ねたところ、「新型コロナワクチン」が45%、「インフルエンザワクチン」が31.8%だった。「いずれも当てはまらない」との回答は41.3%だった。

今冬、インフルエンザの感染拡大と新型コロナの感染「第8波」の同時流行が懸念されている。ただ、外出を増やす人は多くなりそうだ。「この先2~3カ月間のお出かけの予定や意向」(複数回答可)を聞いたことろ、最多の「近場のお出かけ」や「国内旅行(宿泊)」を含め、「お出かけあり」とした人が合計で66.2%に達した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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