ANA、5月の国内線運航率90%に スカイマークは93%

全日本空輸(ANA)とスカイマークは14日、5月9~31日の国内線運航計画を発表した。当初計画に対する運航便数の割合である運航率は5月全体でANA(2020年度計画比)が90%、スカイマーク(22年度計画比)は93%。ともに4カ月ぶりに90%台とする計画とした。新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる観光や出張などの需要が一定程度回復すると見込む。
ANAは羽田空港や成田空港、伊丹空港の発着路線を中心に、34路線の1321便を減便する。スカイマークは羽田や那覇などを発着する9路線311便を減らす。4月の運航率は直近の発表では両社ともに87%としていた。需要が想定を下回れば追加減便する可能性もある。
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