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富士フイルム、半月板の再生医療で最終治験

富士フイルムは14日、損傷した膝の半月板を対象にした再生医療の臨床試験(治験)の最終段階にあたる「第3相治験」を始めたと発表した。体内に存在し、さまざまな組織になる能力を持つ「間葉系幹細胞」と呼ぶ細胞を使う。2025年度に承認申請し、26年度中に実用化を目指す。

半月板は膝関節のクッションとなる役割を持つ。加齢やスポーツでの衝撃などで半月板が断裂して損傷すると、膝の曲げ伸ばし時に痛みを感じたり、膝に水がたまり歩行困難になったりする場合もある。

9日に東京医科歯科大学で治験を始めた。半月板を損傷した患者を対象に、患者自身からとって培養した間葉系幹細胞を移植する。目標とする症例数は18例で、国内4施設で行う。52週目に半月板の機能や構造が回復し、膝の痛みが改善したかどうかを検証する。

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