/

ワクチン接種券読み取りに不具合 政府配布タブレット

ワクチン接種記録システムの読み取り画面(撮影:日経クロステック)
日経クロステック

新型コロナウイルスのワクチン接種記録システム(VRS)で、自治体が使うタブレット端末の内蔵カメラでは接種券の情報を読み取りにくいといった不具合があることが13日、分かった。複数の自治体関係者が「医療機関に情報入力の協力を求めるのは難しい」として改善を求めている。

VRSは市区町村が住民一人ひとりの接種状況を正確に把握するために、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室がシステム開発企業に委託して開発した。一部自治体は12日から利用を始めた。

接種会場のある自治体や医療機関の職員は接種者の情報を入力する際に、政府が配布したLTE通信機能付きのタブレット端末の内蔵カメラを使って、接種券のバーコードや18ケタの数字である「OCRライン」を読み取る。接種者の情報を迅速に入力するためにVRSに搭載した主要機能の1つだ。

ところが複数の自治体関係者によると、タブレット端末の内蔵カメラで接種券の情報を読み取る際に時間がかかったり、誤認識したりする場合があるという。

IT総合戦略室は取材に「タブレット内蔵カメラのオートフォーカスが合わないケースがある」として読み取り方法を動画で説明していると話す。しかし、ある自治体関係者はIT総合戦略室の取り組みを評価しながらも、「オートフォーカスが合わないことがほとんど。利用する医療機関や市民のために課題として認識して解決する必要がある」と指摘する。

(日経クロステック/日経コンピュータ 大豆生田崇志)

[日経クロステック 2021年4月13日掲載]

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン