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世界最大級の洋上風力  Jパワーなど、英で営業運転参画

Jパワー関西電力は14日、独電力大手RWEと建設していた英国沖の洋上風力発電所が営業運転を始めたと発表した。総出力は世界最大級の約86万キロワットで、大型風車90基を設けた。総事業費は約20億ポンド(約3100億円)。

運転を開始したのは、英国沖約30キロメートルの北海に位置する「トライトン・ノール洋上風力発電所」。2018年9月に建設を始め、22年1月10日に風車試験を終えた。年間発電量は34億キロワット時で、英国の一般家庭約80万世帯分の使用電力量に相当する。風車は大手風力発電機メーカーのベスタス(デンマーク)製で、直径は164メートル。1回転で一般家庭29時間分の電力を発電できるという。

発電した電気は、英国の差額決済契約(CfD)制度を利用して、15年間にわたって固定価格で売電する。それ以降は、英国の卸電力市場に売る予定だ。

Jパワーは18年、開発を担う事業会社の株式を25%、関電は16%それぞれ取得した。出資額は両社で1000億円程度とみられる。洋上風力で世界2位のシェアを持つRWEから建設や運転・保守のノウハウを学び、国内外の事業に生かしたい考え。Jパワーは公募が始まった秋田県八峰町・能代市沖での洋上風力事業でも入札を検討しているという。

世界風力会議(GWEC)によると、洋上風力の世界全体での導入量は20年に約3500万キロワットに達した。一方、日本での導入は約6万キロワットにとどまっており、政府は30年までに1000万キロワット、40年までに3000万~4500万キロワットの導入計画を掲げている。

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