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JR6社のGW予約、21年から6割増 コロナ前の5割水準

JR東日本などグループ6社は14日、ゴールデンウイーク(GW)の期間を含む4月28日~5月8日の新幹線や特急指定席の予約が、2021年同期比66%増えたと発表した。全国で「まん延防止等重点措置」が解除され、旅行需要が回復傾向にある。ただ新型コロナウイルス感染拡大前の18年に比べると5割の水準で、本格回復は遠い。

13日時点の6社の予約席数は新幹線と在来線を合わせて計134万席と、21年比で約1.6倍に増えた。18年比では50%減だった。1日平均の予約数ではデータがある1995年以降、4番目に低い水準となる。コロナ禍の20年、21年と東日本大震災後の11年は上回った。予約可能な席数は21年比で2%増えている。

各社別では、JR東の予約席数が18年比66%減の33万席だった。東北新幹線は3月16日に起きた福島県沖の地震の影響で一部運休が続いたが、その予約席数は含んでいない。同新幹線は13日に予約受け付けを再開し、1日で約11万4千席の予約が入った。担当者は「1日あたりの予約数としては多い。回復に期待したい」と話す。

JR東海は、東海道新幹線の予約席数が72万席で、21年比2倍超に増えた。18年比は38%減だった。地域によっては周辺住民向けの観光支援策「ブロック割」を導入しているが、同社の金子慎社長は「東海道新幹線は長距離の利用が多いので、効果は実感できない。『Go To トラベル』のような環境が整えば(回復の)力になるだろう」と話す。

JR西日本は、新幹線の予約席数が18年比43%減の46万4千席だった。方面別では、山陽新幹線が同46%減、北陸新幹線は29%減。在来線は同47%減となった。

新型コロナ禍以降、緊急事態宣言や「まん延防止」が発令されていないGWは22年が初めてとなる。予約状況は回復しつつあるが、コロナ前の水準には及ばない。各社は収益確保に向けて予約可能席数を減らすなど、守りの運行計画が続く。

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