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パスコ、道路橋の状態を遠隔監視 23年にサービス発売

地理情報システム(GIS)などを手がけるパスコは、道路橋の状態を遠隔監視する技術を開発した。橋桁と橋桁を固定する橋台の間隔にズレが生じるとセンサーが検知する。道路橋の点検業務を効率化するサービス「Infra Eye(インフラアイ)」として、道路橋管理会社などに2023年4月に発売する。

橋台と橋桁の上をまたぐようにして、設備のズレを検知するセンサー付き装置を取り付けて使う。基準値を超える間隔のズレをセンサーが見つけると、管理者にメールで通知する。計測したデータは無線通信を介してクラウドサーバーに蓄積されるため、サービス利用者は異常を検知しなくても日々の計測結果を確認できる。

監視装置は電池で駆動し、電池の交換は5年に1回程度のペースとする。電源や配線工事が不要のため設置しやすく、強い水圧にも耐えられるという防水機能も施した。設置にかかる初期費用などを含む販売価格は未定としている。

老朽化による橋桁のたわみや、水流で河床が削り取られることに伴う橋脚の傾きなどで橋台と橋桁はもともとの間隔からズレていく。道路橋は5年ごとの法定点検が義務付けられており、点検までの間は目視による日常的な確認作業も実施されている。

高度経済成長期に集中整備された道路橋は全国各地で老朽化が進んでいる。国土交通省によると、道路橋73万カ所のうち6割以上が33年3月までに建築後50年以上を経過する。点検業務を担う労働人口が減少に向かうなか、管理の手が届きにくい過疎地などにある道路橋を遠隔監視するサービスとして需要を取り込む。

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