日本製鉄、次世代製法までのつなぎ確保 タイで電炉買収
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日本製鉄がタイで電炉2社の買収をめざすのは、脱炭素にむけた「つなぎの技術」としての重要性が高まっているからだ。二酸化炭素(CO2)排出量を抜本的に減らせる次世代製法とされる「水素製鉄」は実用化まで時間がかかるとされている。当面は実用化されている電炉の活用に力を入れざるを得ないのが実情で、同様の動きは海外大手でも広がっている。
製鉄方法は大きく高炉と電炉に分かれる。
主流の高炉は石炭由来のコークス...
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