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シチズンの4~6月、純利益43億円 北米復調で黒字回復

シチズン時計が13日に発表した2021年4~6月期の連結決算で、最終損益は43億円の黒字(前年同期は67億円の赤字)だった。新型コロナウイルス禍の影響で落ち込んだ時計販売が復調。北米、中国ではコロナ禍前の19年4~6月水準まで回復した。14円としていた年間配当予想は18円(前期は5円)に引き上げた。

売上高は前年同期比78%増の657億円だった。22年3月期から「収益認識に関する会計基準」を適用し、従来基準から1億円減少した。

復調を支えたのは主力の時計事業で、事業売上高は2.4倍となった。国内販売の回復は鈍いものの、北米、中国はコロナ禍前の水準に回復している。電子商取引(EC)の利用増も押し上げた。

工作機械も受注が急回復している。自動車などが復調している欧州がけん引し、4~6月の受注台数は2.8倍となった。工場稼働率の上昇も手伝い、営業損益は42億円の黒字(前年同期は56億円の赤字)に改善した。

同日発表した22年3月期の業績見通しは、売上高を前期比30%増の2680億円、最終損益を115億円(前年同期は251億円の赤字)とした。従来予想から売上高を80億円、純利益を25億円引き上げた。足元の動向から上期業績の上方修正を反映。「感染再拡大も懸念される」(大治良高取締役)として下期の予想は据え置いた。

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