Appleティム・クックCEO、ソニーの熊本工場を訪問

ソニーグループは13日、来日中の米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が熊本県内にあるソニーの工場を同日訪問したと発表した。ソニーGは日本国内におけるアップル最大のサプライヤーで、2011年以降「iPhone」のカメラに使う画像センサーを供給する関係にある。
画像センサーの主要生産拠点であるソニーセミコンダクタソリューションズの熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)を訪れた。クックCEOはソニーGの吉田憲一郎会長兼社長と共にセンター内を回り、最新機種「iPhone14 Pro」のメインカメラ用にソニーが開発した4800万画素の画像センサーのデモを視察した。
今回の訪問でクックCEOは「世界最高水準のカメラセンサーと、絶え間ないイノベーションの推進に向けたお互いのチームの協力を目にすることができた」とコメント。ソニーGの吉田会長兼社長は「最先端のイメージセンサーの製造現場を見てもらい、技術開発や活用の方向性について意見交換できたことは大変有意義だった」とコメントした。
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)