クラシエ薬品の営業担当者、「自社よがり」せず製品売る
[有料会員限定]
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの着用や手洗いが徹底された結果、かぜ薬などの一般用漢方薬市場は縮小している。その中でクラシエの漢方薬ブランド「漢方セラピー」はストレスや肥満向けの販売が右肩上がりだ。クラシエ薬品関越ヘルスケア支店(さいたま市)の後藤美優さんは「市場全体を広げることを意識する」営業姿勢で成績を伸ばす。
ごとう・みゆ 大学で管理栄養士を育成する学科を卒業し、2018年にクラシエ製薬入社。グループのクラシエ薬品関越ヘルスケア支店に配属され、一般用漢方薬をドラッグストアや薬局に販売する業務を担当。大阪市出身。...
