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8月の輸出船契約、前年比2倍 「脱炭素」追い風に受注増

名村造船所はアンモニア積載量が8万7000立方メートルと国内最大級の運搬船を受注

日本船舶輸出組合(東京・港)は13日、8月の輸出船契約実績(受注量)が前年同月比約2倍の122万総トンだったと発表した。アンモニアの大量輸送に向く大型運搬船の受注が目立ち、手持ち工事量も安定しつつある。世界的な「脱炭素」シフトを追い風に日本の造船技術が受注につながり始めている。

契約隻数は27隻で、船種別の内訳では鉄鉱石などを載せるばら積み船が22隻だった。巣ごもり需要でコンテナ船の需給が逼迫するなか、「大型のばら積み船にコンテナを載せてコンテナ船の代わりとする」(今治造船)ケースも広がっている。8月は欧州の船主などが夏季休暇のため受注が伸び悩むこともあるが「隻数は意外と伸びている」(日本船舶輸出組合)という。

名村造船所は8月、三菱重工業傘下の三菱造船(横浜市)の技術供与を受けて液化アンモニアと液化石油ガス(LPG)を兼用運搬できる船を建造し、商船三井から受注した。川崎重工業も同様のアンモニア・LPG兼用船の開発を進めており、アンモニア運搬船の受注に期待が高まる。

造船各社の8月末の手持ち工事量(受注残)は1777万総トンと、前年同月(1437万総トン)から2割以上高い水準を維持している。

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