この記事は会員限定ですニッパツ社長 自ら開発の技術、20年で開花
リーダーの肖像 茅本隆司氏
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自動車用ばね大手で、近年は電気自動車（EV）に欠かせないモーターコアの増産投資を進めるニッパツ。100年に一度の業界変革期を迎えるなか「電動化で失うものは電動化で取り返す」ことを掲げる。旗振り役は創業80年来で初めてエンジニア出身でトップに就いた社長の茅本隆司だ。
2017年の就任以降、社内での知見共有に注力した。車の足回り用ばねやシート、精密ばねなど各事業部の間での技術者を異動させ、さらに事業...
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