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ユーグレナの4~6月、売上高27%増 四半期で過去最高

ユーグレナの21年4~6月期売上高は、四半期売上高として過去最高になった。

ユーグレナが13日発表した2020年10月~21年6月期の連結決算は、売上高が前年同期比27%増の121億円だった。特に21年4~6月期の売上高が前年同期比27%増の43億円で、四半期売上高としては過去最高となった。食品や化粧品などのヘルスケア事業で、直販や流通の分野の売り上げが伸びた。

ユーグレナは、ミドリムシや廃食油などを原料にしたバイオ燃料の製造や販売を手掛けているが、現状では研究開発費用などの先行投資が多く赤字の状態が続く。足元ではミドリムシを使った食料品や化粧品などの販売による売り上げを主な収益源にししている。

ヘルスケア事業では、定期購入で顧客に直接販売する直販事業が主な稼ぎ頭だ。オンラインでの直販を拡大し、21年4~6月期の定期購入者数は過去最大の約32万人となった。顧客数の増加に伴い売上高が上がった。

店舗を通じて販売する流通分野では、ユーグレナの子会社であるMEJ(東京・港)が販売しているインスタントコーヒーの売れ行きが好調だった。

ユーグレナが販売する飲料やサプリメントなどは30代以上が主要顧客対象なのに対し、インスタントコーヒーを20~30代を主な対象にしている。グループ全体の顧客層を広げて、全体の収益向上につなげた。

ただ、会社全体の業績は赤字が続く。20年10月~21年6月期の営業損益は8億4400万円の赤字(前年同期は10億円の赤字)、最終損益は2億9600万円の赤字(前年同期は8億1900万円の赤字)だった。

ユーグレナは同日、20年10月~21年12月期の連結業績予想で、同社が収益指標として掲げる調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が1億5000万円の黒字になりそうだと発表した。20年10月~21年9月期の調整後EBITDAを2億円の赤字としていた従来予想から上方修正した。

20年10月~21年12月期の連結売上高については330億円になりそうだとの見通しを発表した。従来予想の20年10月~21年9月期の220億円から上方修正した。

ユーグレナは、青汁のキューサイ(福岡市)を6月末に連結子会社化しており、21年7月以降の業績が加算されるため、売上高が大幅に増加する見通し。

ユーグレナは6月、決算期について現状の9月期から12月期に変更すると発表している。21年12月期は20年10月から21年12月までの15カ月決算となる。8月中に開催される臨時株主総会での承認を通じ、正式に決定される予定だ。

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