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小学館、「コロコロ」漫画家×編集者でボードゲーム発売

小学館の少年漫画誌「コロコロコミック」編集部は18日、初めてボードゲームを発売した。漫画「ベイブレードバースト」の作家と担当編集の二人三脚で開発し、書籍として売り出している。漫画の枠組みを超えて、遊びを提供する。

発売したのはボードゲーム「ロジカル真王(シンキング)」だ。価格は1400円(税別)となる。0~9の10枚のカードのうち2枚を隠し、相手が隠した数字を当てて遊ぶ。数字カードにはそれぞれキャラクターと、数字カードを手札から場に出したときの効果が描かれている。

ボードゲームの発売に合わせて漫画も無料で公開した。これにより、既存のコロコロ読者以外にもアピールする。商品は書籍と同様に小学館の販路を活用し、全国の書店などに並ぶ。

ゲームのルールを作ったのは編集者の杉本和希氏だ。学生時代に趣味でボードゲームを作り、玩具会社に持ち込み商品化した実績を持つ。カードに数字を書いたシンプルなゲームを「ナンバーズ」と名付けた。

このゲームを見た漫画家の森多ヒロ氏がコンセプトを考えた。カードを使って相手の手札を明かす様子から「すぐにドラマが浮かんだ」(森多氏)と話す。効果に合わせてキャラクターを描き、世界観を与えるアイデアを思いついた。

例えば「8」のカード。相手カードの効果をなくすという効果から「回避の鎧(よろい)」というキャラを付けた。「数字だけだと効果を覚えにくい。小学生でも絵があればイメージしやすい」と森多氏は語る。森多氏の漫画ベイブレードバーストはタカラトミーの玩具と連動してきた。様々な商材を使ったエンターテインメントの表現ノウハウを生かした。

「コロコロコミック」編集部は9月、デジタルゲームのクリエーター支援を発表した。コロコロという媒体を生かしつつ、漫画にとどまらないエンタメの提供を模索している。杉本氏は「コロコロには漫画に閉じない多角化の文化がある」と話す。

(藤生貴子)

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