イオンに金融政策修正リスク 屋台骨の金融が苦戦
本脇賢尚
[有料会員限定]
イオンの屋台骨を支える金融事業が逆風に見舞われている。新型コロナウイルス禍でクレジットカード利用が落ち込んでいるのに加え、金利上昇を受けて債権の流動化収益が減っている。日銀の金融政策の修正観測も懸念材料だ。総合スーパー(GMS)事業など他の事業が振るわないなか、金融事業の苦戦は重荷となりかねない。
イオンの金融子会社、イオンフィナンシャルサービス(FS)はクレジットカード事業のほか、傘下で銀行や...

記者が独自の視点で企業を分析。企業ニュースの背景や株価変動の要因、プロの投資家が注目するポイントなどをわかりやすく紹介します。