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アビガンのコロナ転用「治験で有意性なし」 カナダ社

カナダの製薬企業アピリ・セラピューティクスは12日、富士フイルムホールディングスの抗ウイルス薬「アビガン」について、新型コロナウイルス治療薬への転用を目指し米国などで実施していた最終段階の臨床試験(治験)で「統計的な有意性を確認できなかった」と発表した。実用化できれば自宅で服用しやすい飲み薬となるとの期待があった。

富士フイルムはアピリ社を通じて米国などで治験を実施してきた。軽症から中等症のコロナ患者1231人に対して、偽薬を投与した場合に比べて症状が回復するまでの時間に違いがあるかを調べていた。だが設定した目標に対して統計的な有意性を示せなかったとした。同社は試験データの追加分析を行っているという。

アビガンは富士フイルムが新型インフルエンザ向けに開発した抗ウイルス薬だ。細胞に入ったウイルスの増殖を抑える効果がある。

富士フイルムは新型コロナ向けに転用するため2020年3月に国内で治験を開始。同年10月に厚生労働省に製造販売の承認を申請したが、12月に有効性の判断が難しいとして承認が見送られた。国内では21年4月から条件を変えて最終段階の治験をやり直しているが、米国での治験データで有効性を示せた場合は、追加データとして厚労省に再提出する予定だった。

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