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西武園ゆうえんち、5月19日開業 昭和の日本をイメージ

リニューアル後の西武園ゆうえんちは昭和をテーマにショーなどを展開する

西武鉄道は13日、西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)を5月19日に開業すると発表した。2020年秋から改装のため休業していたが、1960年代の昭和の日本の街並みや商店街をイメージした施設に一新する。新アトラクションでは「ゴジラ」をテーマにした乗り物も導入する。新型コロナウイルス下で多くのレジャー施設が苦戦するなかで、改装オープンを機にレジャー事業の再構築を進める。

マーケティング支援会社の刀(大阪市)と組んでおり「心あたたまる幸福感に包まれる世界」がコンセプトだ。西武園ゆうえんちの藤井拓巳社長は「多くの方の心を揺さぶり、暖かい幸福感を感じていただけるような場所にしたい」と語った。

30店舗で構成する商店街も昭和をイメージしている。商店街全体を舞台にパフォーマンスを展開し、来園者が様々なイベントに巻き込まれるような体験を提供する。園内の独自通貨も導入し、食事代やゲームなどに使える。食事などは60年代の物価に合わせた価格に設定する予定だ。

目玉の新アトラクションとして「ゴジラ」をテーマにした乗り物を導入する。映画監督の山崎貴氏や刀がプロデュースしており、映像や音振動などを駆使して臨場感を高める。家族向けを意識して「鉄腕アトム」などをテーマにした乗り物のアトラクションも設ける。

昔ながらの日本をテーマにしつつ、遊園地ならではの観覧車やメリーゴーラウンドなどは残す。料金は中学生以上が4400円で3歳~小学生が3300円とする。

常設の「ゴジラ」アトラクションを設ける TM&©TOHO CO.,LTD

新型コロナのレジャー施設への影響は大きい。藤井社長は「現時点では入場者数の制限などはしないが、感染症予防は徹底し、安心して来場できる環境を整える」と話す。来場人数を基に人の流れを予測し、ショーの回数などに反映させる。

西武鉄道は20年8月に東京都練馬区の遊園地「としまえん」を閉園した。西武園ゆうえんちの来場者数は1988年度の194万人がピークで、足元は50万人以下に落ち込んでいた。総事業費が約100億円に及ぶ過去最大の投資による大型改装で、沿線のレジャー事業の活性化につなげる構えだ。

(岡田江美)

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