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日本企業狙うSPACが上場 元コロプラ千葉氏が社外取

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千葉功太郎氏はスタートアップ投資を数多く手掛けてきた

日本のスタートアップを合併の対象とする特別買収目的会社(SPAC)がこのほど、米ナスダック市場に上場した。IT(情報技術)やドローン、人工知能(AI)などの企業を狙う。コロプラ元副社長の千葉功太郎氏が社外取締役を務めており、千葉氏を通じて有望な日本のスタートアップを探すようだ。米国進出を模索するスタートアップにとっては、短期間で米株式市場に上場する道が開ける。

SPACは「ポノ・キャピタル」。1年~1年半以内の合併を目指す。主な対象はアジア企業で、特に日本企業に注目している。米証券取引委員会(SEC)に提出した目論見書では、日本について「世界で3番目の経済大国であるにもかかわらず、SPACの合併市場で存在感が薄い」と指摘。日本企業との合併は「魅力的な時期」とした。

ポノ・キャピタルは起業家のダスティン・シンドウ氏が最高経営責任者(CEO)を務める。日本企業の選定のため、千葉氏を社外取に任命したとみられる。千葉氏はドローン企業に出資するベンチャーキャピタル(VC)「ドローン・ファンド」などで投資を手掛けている。

日本企業を対象とするSPACでは「Evoアクイジション」も2月にナスダック市場へ上場した。プロ野球の千葉ロッテマリーンズで監督を務めたボビー・バレンタイン氏を社外取締役に迎えるなど、日本に縁のある複数の人材を採用している。

日本の株式市場では新規株式公開(IPO)時の公開価格と初値の差が大きく、公正取引委員会が調査に乗り出した。日本企業を合併対象とするSPACが増えれば、国内のIPOプロセスに不満を持つスタートアップの受け皿になる可能性もある。

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