テレ東HDの22年3月期、純利益2.3倍 広告収入が好調
テレビ東京ホールディングスが12日発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2.3倍の60億円だった。広告収入が好調に推移したほか、海外へのアニメ販売や動画配信サービスといった成長分野が伸びた。
売上高は14%増の1480億円。主力の地上波放送事業は飲料や求人などの広告が収益を押し上げた。放送周辺事業やBS放送事業も堅調だった。営業利益は64%増の85億円と過去最高を更新した。
23年3月期の連結売上高は前期比1%増の1500億円、純利益は11%減の53億円を見込む。国際情勢の不透明さが重荷になる。コンテンツ投資は引き続き強化する。
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