日本ハム、大豆ミートで代替魚肉 風味と食感を再現 - 日本経済新聞
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日本ハム、大豆ミートで代替魚肉 風味と食感を再現

日本ハムは17日、春夏に向けた新商品発表会を開き、大豆ミート(代替肉)を使った同社初の代替魚肉商品を発売すると発表した。大豆ミートの「ナチュミート」ブランドで、3月1日に「フィッシュフライ」を発売する。

グループの海産物加工技術を生かし、特許出願中の製造方法で魚肉の風味と食感を再現した。希望小売価格は345円。家庭用と業務用で年間2億円程度の売上高を目指す。

主力ソーセージ「シャウエッセン」で、北海道産の豚肉のみを使用した地域限定商品「シャウエッセン北海道プレミアム」も3月に発売する。国産や品質にこだわりを持つ50~70代に向け、旭川工場(北海道旭川市)で製造する。

道内限定で販売し、好調なら全国展開も検討する。175グラムの希望小売価格は591円で、年間12億円の売上高を目指す。

環境に配慮した商品も拡充する。総菜ブランド「中華名菜」は商品トレーをなくし、約15%のプラスチック重量削減を見込む。22年2月に巾着包装をやめたシャウエッセンは12月までに、248トンのプラスチック削減につながったという。

原料高を受け、新商品数は前年の55商品から26商品に半減した。合計の年間売り上げ目標も前年の162億円から121億円に減る。加工事業本部マーケティング推進部長の長田昌之氏は「製造の効率化を含めてアイテム削減を積極的に進めている」と話す。

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