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NTT、ユーロ建て環境債を発行へ 総額約2000億円

NTTは12日、環境に配慮した事業に資金使途を限る「グリーンボンド(環境債)」を新たに発行すると発表した。10月に円建てで総額約3000億円を発行したばかりだが、今回はユーロ建てで計15億ユーロ(約2000億円)を11月下旬にも発行する見通しだ。環境債に対する需要は高いと判断し追加発行するかたちになる。調達資金は再生可能エネルギーなど「脱炭素」に向けた取り組みに投じる。

金融子会社のNTTファイナンスを通じて発行する。償還期限が4年、7年の2本建てで、利率はそれぞれ0.1~0.2%、0.3~0.4%程度とする見通しだ。日本企業が発行する外貨建て環境債では過去最大級となるもようだ。

NTTはグループ全体で、2040年度までに温暖化ガスの排出量を事実上ゼロにする目標を掲げている。太陽光発電など再生可能エネルギーの発電設備に投資するほか、独自の光技術を使った次世代通信網「IOWN(アイオン)」の研究開発にも資金を投じていく計画だ。これらの取り組みに必要な資金を環境債で調達する。

NTTは10月に円建てで総額3000億円の環境債を発行した。この環境債に対して、年金や保険など幅広い機関投資家から、想定を上回る応募があったもようだ。NTTは需要に応じて環境債を追加発行していく方針を明らかにしており、今回のユーロ建ての発行につながったとみられる。ユーロ建て環境債で環境意識が高いとされる欧州の投資家の需要を取り込む考えだ。

ユーロ建て環境債では、日本電産が21年3月に計5億ユーロ(約650億円)の発行を発表した。ESG(環境・社会・企業統治)を重視する機関投資家が増えるなか、環境債による資金調達が広がっている。

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