キャンドゥの23年2月期、最終赤字4億円 巣ごもり反動減 - 日本経済新聞
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キャンドゥの23年2月期、最終赤字4億円 巣ごもり反動減

キャンドゥは12日、2023年2月期の連結最終損益が4億6000万円の赤字になりそうだと発表した。従来予想は2億3500万円の黒字で、一転最終赤字となる。今期は決算期変更で15カ月の変則決算のため単純比較は難しいが、最終赤字は07年11月期以来約15年ぶりとなる。巣ごもり需要の反動減で販売が振るわない。ひところの急激な円安やインフレで商品原価が膨らみ、利益を圧迫する。店の減損損失計上も響く。

売上高は927億円の見込みで、従来予想(962億円)を35億円下回る。新型コロナウイルス下の巣ごもり需要が一巡し、既存店売上高が期初の21年12月~22年5月に6カ月連続で前年同月を下回った。その後22年12月までは節約需要を取り込むことなどで7カ月連続で増収だったが、補いきれない見通しだ。

営業利益は3億7500万円。従来予想は12億4000万円だった。円安やロシアによるウクライナ侵攻の影響で商品原価が上昇している。店舗で使う電気代など水道光熱費の高騰も重荷となる。

同日、21年12月~22年11月期の連結決算を発表した。売上高は20年12月~21年11月との単純比較で1%増の737億円、純利益は1億7500万円の赤字(前年同期は1億9400万円の黒字)だった。

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