新型リチウムイオン電池に挑む ORLIBの佐藤正春社長
テクノロジストの時代
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東京大学発スタートアップ、ORLIB(東京・文京)は独自の電極材料でリチウムイオン電池の蓄電量で世界最高レベルを達成した。社長の佐藤正春氏は花王やNEC、大学などで研究を続け、64歳で同社を立ち上げた。「日本の電池業界が再浮揚するきっかけにしたい」と意気込む。
電気自動車(EV)やスマートフォンなどに幅広く使われるリチウムイオン電池の性能を高める開発競争が国際的に進む。蓄電池の性能は電極などの材...
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