大鵬薬品、供給不安の抗がん剤 12月中旬分まで確保
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大塚ホールディングス(HD)傘下の大鵬薬品工業(東京・千代田)は12日、供給不安が生じていた抗がん剤「アブラキサン」について、12月中旬まで販売を継続できる見通しだと発表した。製造会社を傘下にもつ米ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)から一部在庫の供給を受ける。供給不安の原因になった工場では、年内めどの再稼働に向けて協力を進めると公表した。
アブラキサンは国内で膵(すい)がんや胃がん、肺がんな...
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