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4~9月輸出船契約、前年比3倍 20年度の年間受注に迫る

日本船舶輸出組合(東京・港)が12日発表した4~9月期の輸出船契約実績(受注量)は、前年同期比3倍の852万総トンだった。半年で、2020年度の年間受注量(895万総トン)に迫った。新型コロナウイルス禍からの回復で、鉄鉱石などを運ぶばら積み船の動きが堅調だった。ただ、鋼材価格上昇の影響が再び市況を押し下げる懸念も出始めている。

隻数ベースでも170隻と、20年度の年間実績(177隻)に迫る。ばら積み船が128隻とけん引し、巣ごもり需要を支えた物資を輸送するコンテナ船が29隻と次ぐ。次世代エネルギーの需要拡大もあり、アンモニアを液化石油ガス(LPG)と同時に積載できる運搬船の受注も広がり始めた。

9月末の手持ち工事量(受注残)は1775万総トン。韓国の造船会社が追い上げを見せ始めた00年度以降20年ぶりの低水準ではあるものの、コロナ前の19年度の実績(1740万総トン)を上回るなど、回復基調にはある。

一方、同日発表した9月の単月実績でみると、コロナ禍にあった前年同期と比べても0.4%減の94万総トンと9カ月ぶりにマイナスに転じた。「鋼材の値上げがこれから受注に響くかが焦点だ」(造船関係者)とみる声もある。

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