日揮HDと千代田化工、LNG係争で米GEなどと和解
日揮ホールディングス(HD)と千代田化工建設は12日、オーストラリアの液化天然ガス(LNG)プラントの建設工事を巡る係争で米企業などと和解したと発表した。両社とも業績への影響はないとしている。
日揮HDと千代田化工などはジョイントベンチャー(JV)を組み、2012年にオーストラリアでLNGプラントの設計や製造を受注した。一部の設計・製造を米ゼネラル・エレクトリック(GE)などで構成するグループに委託したが、同グループが途中で契約を解除した。
LNGプラントは18年に完成したが、日揮HDと千代田化工は契約解除により追加でかかった費用の支払いなどを求めていた。今回一定の支払いを受けることなどで合意し、和解が成立した。