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コンテナ輸送量最高 10月2.8%増、米年末商戦へ本格化

アジアから米国に向かう海上コンテナ輸送量が単月の過去最高を記録した。米調査会社のデカルト・データマインによると、10月(速報値)は前年同月比2.8%増の185万1738個(20フィートコンテナ換算)となり、16カ月連続で前年実績を上回った。米国ではクリスマスや年末商戦に向けた輸送が本格化しているが、米西岸で荷役作業の停滞が続いている半面、消費は力強く回復しており、米小売りでは在庫不足が深刻になっている。

コンテナ輸送量は新型コロナウイルスの感染拡大初期に一時的に落ち込んだ。その後、巣ごもり消費や経済回復で急増し、約1年にわたって過去最高水準の輸送量が続いている。1~10月の累計も前年同期比23.9%増の1716万5174個と過去最高となった。

10月単月の輸送量を国・地域別にみると、6割超を占める中国が5.3%増え、全体をけん引した。電力不足による生産の減少などが懸念されたが、10月の統計には大きく表れていないようだ。

一方、中国からの代替もあってコロナ下で大幅に輸送を伸ばしていたベトナムは19.8%減った。日本も24.9%減と落ち込んだ。

品目別では、玩具・運動具が11.3%増加。自動車関連は5.9%増、履物が31.9%増とそれぞれ伸びた。巣ごもり消費で輸送量が増えていた家具類は22.4%減少。冷蔵庫などの機械類も12.3%減った。

コンテナ船運賃には天井感が漂い始めているが、米国向けに限ってはさらなる上昇の兆しもある。上海航運交易所によると、11月中旬の上海発米西海岸向けは40フィートコンテナ1個6730ドルと4週連続で値上がりし、前年同期比では7割ほど高い。

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