ANAHD、日本貨物航空買収 問われる「貨物の谷」の耐性
川上梓
[有料会員限定]
ANAホールディングスが新型コロナウイルス禍後の成長戦略を具体化し始めた。日本郵船傘下の日本貨物航空(NCA)の買収を決めた。これまで手薄だった高単価な欧米路線の輸送能力が増やせる期待はあるが、コロナ禍で上昇した航空貨物需要と市況は一服傾向にあり、谷間にさしかかっている。足元で日本航空(JAL)を上回るANAHDの航空貨物事業の稼ぐ力を、買収後に一段と磨けるかが成否を握る。
ANAHDは10月に...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

記者が独自の視点で企業を分析。企業ニュースの背景や株価変動の要因、プロの投資家が注目するポイントなどをわかりやすく紹介します。