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海上コンテナ輸送量、5月最高更新 米給付金効果で

運賃も高騰続く

米調査会社デカルト・データマインがまとめた5月のアジア発米国向け海上コンテナ輸送量は、前年同月比58%増の182万7714個(20フィートコンテナ換算)だった。3月の速報値を上回って過去最高を更新し、11カ月連続で前年を上回った。バイデン米政権の給付金効果で個人消費が旺盛なためだ。

地域別では、輸送量のシェア約6割を占める中国発が前年同月比54%増の109万3530個と全体をけん引した。ベトナムは2.1倍となり、タイは53%増えた。新型コロナウイルスの変異株がまん延するインドも5.2倍と急増した。大幅減だった前年同月の反動による影響が大きく、21年4月比では3%減少した。

品目別では、輸送量で最も割合が大きい家具が81%増えた。玩具・運動具も58%増と巣ごもり消費の堅調さを映している。自動車関連も58%増とコロナ禍からの回復が鮮明だ。

荷動きの増加はコンテナ船の運賃高騰を引き起こしている。上海航運交易所によると、上海発北米西岸向けは6月上旬時点で40フィートコンテナ1個4658ドルと3月末から17%上昇し、最高値圏にある。

海運業界では、6月から運賃の下落局面に入るとの見方が強かったが、値下がりする兆しはない。拓殖大学の松田琢磨教授は「年末まで海上物流の混乱が続く可能性がある」と指摘する。

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