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富士フイルム、新型X線診断装置 動画・静止画1台で

富士フイルムは11日、整形外科手術など向けのX線透視診断装置の新型モデルを発売したと発表した。これまで2台でしていた手術時のX線透視の動画撮影と静止画撮影が1台でできる。従来モデルと比べて約2割軽くするなどの小型設計や、リチウムイオン電池をバッテリーに採用して電源ケーブルをなくすなど使いやすくした。

新たに「フジフイルム DR カルネオクロス」を発売する。カルネオクロスは「Cアーム」と呼ばれる形状のX線撮影装置で、外科手術中に患部の状態などを透視して確認するのに使われる機器だ。今回新たにX線静止画も撮影できる機能を搭載した。

手術後には仕上がりやガーゼといった残存物がないかなどを確認するために静止画を撮影する必要があるが、これまでは静止画専用の別の撮影装置が必要だった。手術室内のスペースを取ったり、装置の入れ替えに手間がかかったりなどの課題があった。

重量は約250キログラムと従来モデルに比べて約2割軽くした。また急速充電リチウムイオンバッテリーを搭載し、電源ケーブルをなくすなど手術室の限られたスペースでも扱いやすいように工夫した。

同日に都内で開かれた製品発表会でメディカルシステム事業部の秋山雅孝部長は「既存装置の置き換えだけでなく、整形外科や泌尿器科などの診療や手術室などで新規需要を開拓していきたい」と狙いを話した。

富士フイルムは3月末に日立製作所から画像診断機器事業を買収し、新会社として富士フイルムヘルスケアを発足させた。10月1日には同社と富士フイルムの医療機器生産子会社を統合した。米国の販売拠点も統合するなど体制の効率化も進めている。富士フイルムの持つ人工知能(AI)技術を組み合わせるなどシナジー効果で、医療機器事業の売上高を21年度に5000億円、20年代半ばには7000億円にすることを目指す。

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