電通G、最高益も事業転換 ライバルはアクセンチュアに
大貫瞬治
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電通グループが最高益に見合う評価を得られていない。投資家が重視する自己資本利益率(ROE)も最高水準にあるが、時価総額はピークの2015年より3割小さい。背景には主流のデジタル広告での競争激化がある。既存の事業モデルからどう脱却するか。挑み始めたのが米アクセンチュアらが手がける経営支援サービスの拡大だ。
英WPP、米オムニコムなどと並び世界の広告「ビッグ5」だった電通だが、米アドエイジの調査では...

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