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DIC、廃プラスチックのトレーサビリティー SAPと連携

DICは独SAPと連携し、ブロックチェーン(分散型台帳)を使った廃プラスチックのトレーサビリティー(生産履歴の追跡)システムを構築する実証実験を始める。DICはエフピコとプラスチック製容器を再資源化する取り組みを進めており、このリサイクルの枠組みでトレーサビリティーのシステムを運用する。2022年中に実証実験を終えて運用を始める予定だ。

SAPが手がけるトレーサビリティーのシステムを運用し、プラスチック容器の作製時点から原材料を追跡できるようにする。リサイクル原料の製造工程や品質情報、再生プラスチック使用比率などを、DICやエフピコがシステムから確認できるようにする予定だ。まずはリサイクルに関わる企業間での運用を予定するが、消費者が情報を確認できる仕組みも検討する。

DICは20年からエフピコとポリスチレンの完全循環モデル構築を目指して協業している。エフピコはDICから購入した原料でプラスチック容器を作っており、使用済みの容器をスーパーなどに設置した回収ボックスで集めた後、工場で粉砕して資源化している。粉砕後の資源はDICが引き取り、プラスチック製品の原料に再生する。23年中にDIC工場内で実証プラントを立ち上げる。リサイクル後の原料はエフピコなどが再び食品容器に使用することを想定する。

再生プラスチックを使った食品容器や日用品が広がるなか、現状はメーカー側が再生プラスチックの比率を提示している。改ざんが難しいとされるブロックチェーンを使うことで透明性の高いシステムの構築をめざし、加工メーカーや消費者からの信頼性向上につなげる。

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