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三菱自、3期ぶり黒字転換 今期最終 販売回復見込む

三菱自動車は11日、2022年3月期の連結最終損益が100億円の黒字(前期は3123億円の赤字)になりそうだと発表した。黒字転換は3期ぶり。構造改革に伴う特別損失がなくなり、東南アジアを中心に新型コロナウイルス禍で大幅に落ち込んだ販売の回復を見込む。

売上高は前期比42%増の2兆600億円、世界販売台数は19%増の95万7千台を計画する。新型コロナ禍で販売が急減した前期から、主力市場の東南アジアで8万8千台、北米で4万1千台販売台数を増やす。

営業損益は300億円の黒字(前期は953億円の赤字)を見込む。販売の回復に加え、国内工場の閉鎖や欧州向け新車開発の凍結などにより、固定費を20年3月期比で2割減らすことで採算が改善する。豪ドルやユーロに対する円安も寄与する。

半導体不足については、上期に卸売台数で8万台の販売に影響すると見込む。半導体が確保できる仕様の生産を増やすほか、下期に4万台分の生産を挽回することで、通期では販売への影響を4万台に抑える。

同日発表した21年3月期の連結決算は売上高が前の期比36%減の1兆4554億円、最終損益が3123億円の赤字(前の期は257億円の赤字)となった。工場閉鎖に伴う減損損失で1967億円の特別損失を計上し、赤字幅はリコール隠し問題があった05年3月期に次ぐ大きさとなった。

環境対応を進めるため、30年度までに全ての車種に電動車を設定すると表明した。加藤隆雄社長兼最高経営責任者は「地域のニーズに合わせてプラグインハイブリッド車(PHV)などの商品を投入していく」と話した。

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