たんぱく質分解薬、がん治療に新たな道 国内勢初の治験
アステラス製薬 プロテインデグレーダー部門長 早川昌彦氏
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次世代のがん治療薬「たんぱく質分解薬」の開発が盛んになっている。病気を引き起こすたんぱく質(病原たんぱく質)を狙い撃ちでき、効果の高い治療が可能になると期待を集める。アステラス製薬は経営資源を本格投入する方針を示し、国内勢では初めてとなる臨床試験(治験)に乗り出した。開発を率いる早川昌彦プロテインデグレーダー部門長に戦略を聞いた。
――たんぱく質分解薬とはどのような薬ですか。
「病原たんぱく質の...

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