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日立の小島社長「環境・デジタルと技術革新が成長の軸」

日立製作所は11日、オンラインの技術展示会「日立ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催した。有識者との対談に登壇した小島啓二社長は「グリーン(環境)、デジタル、イノベーション(技術革新)を成長の基軸にする」と述べた。2050年の社会の姿から今すべきことを考えるという「バックキャスト」の視点で「事業ポートフォリオを調整した」とも語った。

環境分野では再生可能エネルギーを広域で効率的に活用するために必要な送配電事業のほか、電気自動車(EV)関連の部品やインフラに力を入れる。デジタル分野では米グローバルロジック社を買収していることもあり、あらゆるものがネットにつながるIoT基盤「ルマーダ」の世界展開を進める。

「しっかりしたテクノロジーを自社で作らないと他社との違いを出せない」との考えを示し、研究開発(R&D)に力を注ぐ方針も示した。コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じ、先進的な技術を持つスタートアップへの投資も進める。

小島社長は「成長にはスピードが一番重要だ」と強調した。経営の「シンプル化」や「デジタル化」「グローバル化」を進める方針であり「いわばもう一つのSDGsだ」と述べた。

東原敏昭会長は基調講演に登壇した。「世界中の企業が協創し、消費者と一体となって価値を作る時代となった」と述べ、ルマーダを中心に企業や大学などとの連携を広げていく戦略を強調した。

「生活環境を取り巻くあらゆるテクノロジーが猛烈に変化している。人間がテクノロジーを意識することなく、ごく自然に生活できることが重要だ」とも述べた。

(広井洋一郎)

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