たんぱく質合成ミス防ぐ 「リボソーム」で健康寿命延伸
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体内でたんぱく質合成を担う「リボソーム」は生命活動の要となる物質だ。東京大学などの研究で、年を取るとリボソームの遺伝子が変化し、異常なたんぱく質合成が起きやすくなり、様々な老化現象につながる可能性が見えてきた。リボソームの質を維持する仕組みが見つかれば、日常的な医療や介護なしで生活できる「健康寿命」を2050年ごろには約80歳に延ばせるかもしれない。
生命の設計図であるゲノム(全遺伝情報)は、細...
