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東邦HD、コロナワクチンの凍結技術開発担う企業へ出資

医薬品卸大手の東邦ホールディングス(HD)は16日、製剤技術開発のエムアイアイ(大阪市)へ出資したと発表した。新型コロナウイルスワクチンを凍結乾燥させ運びやすくする技術を開発中の新興企業へ出資し、実用化後の流通を優先的に担う狙い。4日付で2億5000万円の第三者割当増資に応じ出資比率は3.8%になっている。

エムアイアイは2010年設立の製剤技術開発企業。液体の医薬品を凍らせて粉末状にする「凍結乾燥製剤」を従来の10分の1ほどのコストで作る技術に強みを持つ。国内外の製薬企業と協業して新型コロナワクチンの製剤化の技術を提供することを目指しており、調達資金を新規設備の導入費用にあてる。

コロナワクチンなどの壊れやすい医薬品は低温で保管する必要があり、高度な冷凍設備を要するものも多い。例えば、米ファイザーが開発したワクチンはセ氏マイナス70度で保管する。凍結乾燥することで冷蔵温度帯での取り扱いが可能になる。

製薬企業は対象患者が少なく高額な「スペシャリティー医薬品」と呼ばれる抗体医薬や遺伝子治療薬を1社の医薬品卸を通じて流通する動きを進める。医薬品卸間の競争が激化するなか、医薬品の流通技術を持つ企業へ出資を広げ、商機につなげる考えだ。

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