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ブリヂストン、防振ゴムなど2事業売却 売却損1190億円

ブリヂストンは10日、自動車の制振部品やシート部材などを扱う2事業を2022年7月以降に売却すると発表した。対象事業の従業員は合計約7900人。関連する拠点と従業員は売却先が引き継ぐ。事業売却損は合計1190億円の見込み。同社はタイヤ以外の事業で収益改善が課題となっており、売却を通じて業績の底上げを図る。

自動車のエンジンの振動を低減する部品などを扱う「防振ゴム事業」は、22年7月中に自動車部品を扱う中国企業、安徽中鼎に売却する。また、自動車用のシート部材などを扱う「化成品ソリューション事業」は同年8月中に投資ファンドのエンデバー・ユナイテッドに売却する。

事業売却に伴う損失は防振ゴム事業で約820億円、化成品事業で約370億円を見込む。21年12月期の連結業績の見通しに織り込み済みで影響は軽微という。

20年12月期の連結売上高にあたる売上収益は防振ゴム事業で約544億円、化成品事業で約557億円。両事業を含む化工品事業は売上収益が2204億円、調整後営業損益が167億円の赤字だった。ブリヂストンが事業売却に踏み切ったのには、不採算事業を切り離して経営の「選択と集中」を進め、収益力を向上させる狙いがある。

ブリヂストンは23年12月期を最終年度とする中期経営計画で、19年に約160あった拠点を4割減らすと掲げている。既に米国の屋根材事業の売却などを公表済みで、今回の事業売却により累計50拠点の売却・閉鎖を決めたことになる。

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