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昭和電工が黒字転換、1~9月営業 黒鉛電極伸びる

昭和電工が10日発表した2021年1~9月期連結決算は、営業損益が719億円の黒字(前年同期は273億円の赤字)だった。化学品の市況が上向いて追い風となり、電炉向け黒鉛電極の出荷も伸びた。事業売却に伴う評価損など計706億円の特別損失が発生し、最終損益は103億円の赤字(前年同期は663億円の赤字)だった。

売上高は前年同期比65%増の1兆516億円。買収した昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)を20年7~9月期から連結対象としており、21年1~9月期は期初から同社の売上高が上乗せされている。

主力の電炉向け黒鉛電極を含む無機事業は、営業損益が118億円の黒字(前年同期は262億円の赤字)に転換した。黒鉛電極について竹内元浩最高財務責任者(CFO)は「下期の生産量は上期に比べ2~3割増え、10~12月期の販売価格は10%程度上昇する見込みだ」と述べた。

一方、化学品の利幅は期末に向けて縮小していくとみており、21年12月期通期の業績見通しは据え置いた。昭和電工は今期に入り鉛蓄電池やプリント配線板、アルミニウム関連事業などを売却し、事業の整理を続けてきた。昭和電工マテリアルズの資産再評価損を含めて通期では765億円の特損を計上する見通しだ。

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