シャイなお客の心つかめ　アプリでバッグで「接客NO」

シャイな客のハートをつかむ接客がじわりと広がっている。接客を苦手とする人はこれまでも一定数存在したが、新型コロナウイルス禍で人と接する機会が減ったことなどを背景に、対人コミュニケーション能力に自信が持てない人が増えた。距離感が難しくなった時代。繊細な気持ちに寄り添うサービスを選べるようにすることが新潮流になるかもしれない。

都内で働くジョン・ヨンスさん（35）は接客サービスが苦手だ。「店員さんの...