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三菱重工、世界最大のCO2回収設備に技術供与

バイオマス発電所でCO2を回収する

三菱重工業は10日、世界最大のバイオマス発電所をもつ英電力会社のドラックス・グループに二酸化炭素(CO2)回収設備の技術を供与すると発表した。受注額は明らかにしていないが年間800万トン以上を回収する世界最大の設備となる。

三菱重工傘下で、CO2回収設備のシェア7割をもつ三菱重工エンジニアリング(横浜市)の技術を使い、ドラックスの英国にあるバイオマス発電所で2020年9月から実証実験を進めてきた。関西電力と開発した劣化の少ない吸収液などを使って1日約300キログラムのCO2を回収し、バイオマス燃料排ガスへの適用性などを確認した。

バイオマス発電所はCO2を吸収して育つ植物を燃料とするためもともとCO2の排出はないが、回収設備で既存のCO2まで減らせる商用段階の事例は世界初という。

英国政府は35年までに国内のCO2排出量を1990年比78%削減する目標を掲げている。ドラックスはCO2を増やさないカーボンニュートラルではなく、排出量以上に減らす「カーボンネガティブ」が目標達成につながるとみて発注を決めた。24年中に発電所内で回収設備を建設し、稼働は早ければ27年の予定だ。

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