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ファイザー、5~11歳向けワクチン接種を日本で承認申請

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国内で新型コロナウイルスワクチンの子供への投与について検討が始まる。米ファイザーの日本法人は10日、5~11歳に投与するコロナワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。承認されれば子供にとって感染防止手段が増えるものの、副作用などのリスクもあり慎重な議論が必要となる。

米ファイザーと独バイオ企業のビオンテックが開発した。両社が海外で実施した臨床試験(治験)では90.7%の有効性が確認された。ファイザーのコロナワクチンは国内では2月に16歳以上を対象に承認され、5月には12歳以上への拡大が認められた。

米国ではすでに子供への緊急使用が許可され、接種が始まっている。12歳以上の投与量の3分の1にあたる10マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムを3週間空けて2回投与する。

2日時点の国内累計感染者のうち10歳未満は約9万人。全体に占める割合は5%だが、家庭内でワクチン未接種の子供を介して感染が広がる恐れが指摘されている。生徒が感染した学校で学級閉鎖される例もあった。

専門家の間では子供へのワクチン接種に慎重論もある。感染しても成人より重症化率が極めて低いためだ。副作用リスクを上回るメリットがあるかどうか、成人とは異なる議論が必要だ。接種を受けるよう努めなければならないとする予防接種法に基づく「努力義務」を除外するなど、成人向けよりも接種の任意性を高める可能性もある。

政府はファイザーとワクチンの供給契約を結んでおり、2021年は1億9400万回、22年1月からは1億2000万回分が供給される見通し。

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