/

大日本住友、2年ぶり高値 ファイザーとの提携効果期待

銘柄診断

10日の東京株式市場で製薬大手の大日本住友製薬株が一時前日比102円(4・5%)高の2363円まで上昇し、約2年ぶりの高値を付けた。2020年末に米ファイザーと提携した効果への期待に加え、市場から疑問視されていた大型薬の開発中止を好感した買いが続いている。

終値は79円(3・5%)高の2340円。株価は昨年にかけて、主力の抗精神病薬「ラツーダ」のパテントクリフ(特許の崖)の懸念から低迷が続いた。上昇トレンドのきっかけとなったのは年末に発表したファイザーとの提携だ。抗がん剤の共同開発・販売が進み、収益化が見込まれる。21年1月にはすでに北米で販売が始まっている。

こうした状況を受け、野村証券は6月4日に目標株価を1700円から2100円に引き上げた。さらに今月上旬、住友化学が大日本住友の完全子会社化を検討しているとの一部報道も出て「短期的なマネーが流れ込んでいる」(SMBC日興証券の田中智大アナリスト)という。

3月には研究開発戦略の見直しを発表。ラツーダに代わる大型薬候補だった抗がん剤「ナパブカシン」の開発を中止した。これまで複数回にわたり臨床試験(治験)を中止しており、市場が懐疑的だった大型薬からの撤退も買い安心感につながっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン