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ビール系販売1月は横ばい 大手4社、業務用は回復

ビール大手4社が10日発表した1月のビール系飲料の販売数量は、前年同月比でほぼ横ばいだった。前年同月から1%にも満たない減少で、単月では4カ月連続で減った。前年同月に飲食店での酒類提供が制限されていたため、その反動で業務用が6割増と大幅に増えた。一方で外食へのシフトや値上げの影響で缶商品は9%減った。

ジャンル別ではビールが9%増、発泡酒が8%減、第三のビールが7%減だった。業務用が好調だったビールは4カ月ぶりに増加となったが、発泡酒と第三のビールは4カ月連続のマイナスとなった。

企業別ではアサヒビールはビール類が10%増(金額ベース)だった。「アサヒスーパードライ」の販売数量は17%増えた。業務用は52%増と大幅に伸びた。キリンビールは3%減だった。「一番搾り」が12%増となるなど業務用ビールが健闘したが、発泡酒や第三のビールが振るわなかった。

サントリーは3%減。「パーフェクトサントリービール」を前年同月にリニューアルした反動でビールが19%減と落ち込んだ。サッポロビールは4%増だった。業務用が好調なビールが25%増と大きく伸びた。

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