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大幸薬品、一時13%安 空間除菌剤苦戦で失望売り

10日の東京株式市場で大衆薬大手の大幸薬品株が一時、前週末比135円(13%)安の871円と急落し、年初来安値を更新した。6日に主力の空間除菌剤の販売不振で2021年12月期の連結最終損益が赤字になりそうだと公表。個人投資家を中心に失望売りがでた。

終値は102円(10%)安の904円だった。値下がり率ランキングは東証1部で6位で、売買代金は前営業日の7倍近くに膨らんだ。

悪材料視されたのは業績の下方修正だ。21年12月期の最終損益は28億円の赤字(前期は38億円の黒字)と、従来見通し(31億円の黒字)から59億円引き下げた。空間除菌剤「クレベリン」の販売不振で在庫の評価損を計上したことが主因だ。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなか、「クレベリン」の売れ行きは大きく減少している。衛生意識の高まりで前期に膨らんだ需要の反動減が出ており、生産調整に伴う工場の設備関連費用なども損益を押し下げている。

21年12月期の年間配当を従来計画の20円から無配に修正したことも売りにつながった。株式市場では警戒感が高まっており、「在庫処分によりさらなる損失が出るリスクがあり、当分は上値が重い展開が続きそうだ」(楽天証券の窪田真之氏)との声も聞かれた。

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