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8月のビール系販売2割減 緊急事態宣言や天候不順で

ビール大手4社が10日発表した8月のビール系飲料販売量は、前年同月比で2割減だった。2021年に入って最大の落ち込みとなった。緊急事態宣言などで、飲食店での酒類の提供制限が拡大。長雨で気温が低かったことも響いた。前年同月を下回るのは4カ月連続で、コロナ禍前の2019年8月と比べると3割減となった。

ジャンル別に見ると、ビールは20%減と2カ月ぶりに減少した。8月の平均最高気温は31.1度と前年同月の33.8度から低下。特にお盆期間中の販売が振るわなかった。販売制限が拡大した業務用は6割減、19年同月比では8割減と大幅に減った。

第三のビールは24%減と落ち込んだ。20年10月の酒税法改正で増税となったことから減少が続き、11カ月連続のマイナスとなった。発泡酒は3%減、ノンアルコールビールも2%減だった。

企業別ではキリンビールが14%減だった。ビールは8%減で「一番搾り」ブランドの缶商品は26%増だったが、業務用の減少を補えなかった。発泡酒は5%減、第三のビールは22%減った。

アサヒビールは23%減(金額ベース)だった。ビールの「スーパードライ」は26%減(数量ベース)となり、業務用を中心に大幅に落ち込んだ。第三のビール「クリアアサヒ」は28%減だった。一方、発泡酒は糖質ゼロの「スタイルフリー」が健康志向を捉え2%増えた。

サントリービールは24%減だった。ビールは17%減で、缶商品は糖質ゼロのビール「パーフェクトサントリービール」が堅調で25%増だったが、業務用の落ち込みが大きかった。第三のビールも26%減と大きく減った。

サッポロビールは19%減だった。ビールは21%減、発泡酒は12%減、第三のビールは18%減だった。

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